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ストレングスファインダー:「親密性」の方のマネジメントへの活かし方

こんにちは。
人と組織の強みを活かす、
ストレングスコーチの丸本昭です。

今日もお読みいただきありがとうございます。
 
このところ、「組織マネジメントに強みを活かす」というテーマで
ストレングスファインダー研修やセミナーをやらせていただくことが増えています。
 
自分の人生に活かすというだけでなく、
ストレングスファインダーは、組織のマネジメントにもとても役に立ちます。
そこで、資質別の活かし方を書いていきたいと思います。
 
最初は、日本人13番目の資質、「親密性」から。
 
 

親密性上位の人のマネジメント

ストレングスファインダーの「親密性」の資質を上位に持つ人は、
心を許せる人とじっくり深い関係を築くことを大切にします。
大人数で話をするよりも、
安心できる人と少人数での対話を楽しむ方も多いと思います。
 
そのため、最初は部下との関係性を築くのに
時間がかかるかもしれません。
お互いにじっくり観察し、
共通点や共感できる点を見つけて、
徐々に親しくなります。
 
そういう意味では、
最初は取っつきにくい、
ガードの堅い上司に見られるかもしれません。
部下から打ち解けてくるのは難しいので、
上司としては意識的に自己開示していくことが必要です。
 
 
しかし、いったん関係性が築かれると、
部下を全力で守るのも親密性上司の特徴です。
「ファミリー」という言葉のような、
とても緊密な関係性のチームを作ります。
部下からすると、こんなに心強い上司はいません。
 
ただし自分の部下を守ることに一生懸命になるあまり、
全体最適よりも自部署優先の部分最適になりがちなので注意が必要です。
 
 
親密性の方は、
大人数で話すより、1対1や少人数で話すことを好みます。
個人面談など、1on1での対話の機会を多く持ち、
本音で話せる場を積極的に作りましょう。
 
親密性のマネジメントスタイルは、
個別または少人数のコミュニケーションを積み上げ、
信頼でガッチリつながる絆のチームを作ることです。
 
 
 

親密性部下のトリセツ

親密性を上位に持つ部下の場合、以下の関わり方が効果的です。
 
・最初はなかなか打ち解けてくれないと思いがちですが、
 時間がかかるタイプです。ゆっくり待ちましょう。
 上司から歩み寄り、自己開示することで気持ちの距離が近づきます。
 
・一度信頼関係が築けると、上司のために尽くしてくれます。
 信頼と感謝を伝えましょう。
 
・最初から1対1の面談はプレッシャーに感じるかもしれません。
 職場での声掛けや少人数での会話を増やし、
 関係性が築けたら、定期的に1対1で対話を積み重ねていきます。
 
 

 

 

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