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「達成欲」の資質をより磨く方法
こんにちは。
人と組織の強みを活かす、
ストレングスコーチの”まるさん”こと丸本昭です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
前回、前々回と一つの資質に向き合うこと、
強みに磨き上げるために「投資」が必要なことをお伝えしました。
では具体的にどうすればいいのか。
そのことについて、資質ごとに書いていきたいと思います。
最初は「達成欲」から。
私の憧れの資質ですね 笑
Gallupのレポートでは、
「あなたは働き者で、スタミナもあります。 自分が多忙で生産的であることに、大きな満足を得ます。」
と書いてあります。
ものごとを「終わらせる」ことにモチベーションが上がる資質。
そのために、 24時間365日働き続けるスタミナと集中力を持っています。
先日のストレングス・シェア会でも扱いましたが、
「そういえば最近休むことを忘れていた」
と言う方もいらっしゃいました。
体力のない私からすると信じられない資質です。
この「達成欲」を磨くためには、
「自分にとって意味あることをプロジェクト化し、
そこに挑戦し続ける」
ことをお薦めします。
多忙を心地よく感じる方なので、
やることが多いと嬉しいと感じます。
でも「適応性」上位の方に特に多いのですが、
片っ端から目に付いたものに飛びついてしまうので、
気づいたら自分が本当にしたいことに時間を取れていないことにな りかねない。
そうなると、 せっかく数多くのことに取り組める資質が無駄遣いになります。
自分にとって何が価値があるのか、
自分が本当にやりたいことを明確にし、
そこにつながりそうなことをプロジェクト化していきましょう。
例えば「最上志向」を上位に併せ持つ方ならば、
新しいものや難易度の高いプロジェクトにチャレンジしましょう。
自分の経験と能力が高まる感覚に、 更にモチベーションが高まります。
「自我」を上位に併せ持つ方なら、
自分にしかできない仕事をプロジェクト化してチャレンジしましょ う。
この分野の開拓者だと実感することで、 更に行動的になっていきます。
「回復志向」を上位に併せ持つ方ならば、
皆の役に立つ困りごとや課題の解決をプロジェクト化し、
解決することで人の役に立ったという喜びを感じるかもしれません 。
「包含」を上位に併せ持つ方ならば、
職場がワンチームになるための自分の役割をプロジェクト化し、
皆をサポートすることで充実感を感じることができるでしょう。
そのように他の資質と合わせた使い方を意識すると、
自分の「達成感」にほんとに感謝したくなります。
そして何より、その資質の使い方が見えてきます。
そんな「達成欲」上位の方に意識して欲しいことは、
「成功を喜ぶ」ということ。
一つのことが終わると「次!」となってしまいがちですが、
まずは一旦、頑張った自分を褒めてあげましょう。
自分の強みを喜び、感謝し、 更に強みとして活かしていこうという意欲が湧きます。
「達成欲」をどう使ったから良かったのか振り返ることで、
その使い方をスキルとして蓄積することもできます。
また注意することは、
「定期的に休むスケジュールを組む」ことと、
「仕事以外の課題ややりたいことも盛り込む」こと。
達成欲上位の方で、
仕事が楽しくて楽しくて、寝る時間も削って仕事をしていたら、
ある日突然倒れたという方もいらっしゃいました。
以後その方は、「〇〇時に寝る」 というタスクをスケジュール化したそうです。
そこまでなくてもついオーバーワークになってしまいがちなので、
定期的に休息するスケジュールをタスク化してください。
また、仕事が楽しすぎて、つい自分の健康や家庭など
プライベートなことを後回しにしてしまいがちです。
立ち止まるのはモヤモヤするかもしれませんが、
時々仕事以外の面が疎かになっていないか振り返る時間もとってく ださい。
「バケットリスト」と言って、
死ぬまでにやりたいことを100個リスト化するというものがあり ます。
自分がやりたいと思ってることを100個書き出しておくと、
達成欲が無意識に、 その大事なことに取り組んでくれるかもしれません。
どんなことにもエネルギッシュに取り組む達成欲。
ぜひ自分の意味ある人生のために活かしていってください。
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※「ストレングスファインダー」「クリフトン・ストレングス」及び資質の名称は、ギャラップ社の登録商標です。
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