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じっくりとひとつの資質に向き合ってみる
こんにちは。
人と組織の強みを活かす、
ストレングスコーチの”まるさん”こと丸本昭です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
毎月開催しています「ストレングス・シェア会」では、
資質の掛け合わせについての解説もしています。
また企業様での研修でも、
複数の資質の掛け合わせでこんな強みになりますよと、
お話しをすることが多くあります。
資質は複数の掛け合わせの方がよりパワフルで、
いろんな使い方ができるのですが、
しかし一方で、ひとつひとつの資質を深く理解していないと、
掛け合わせの強みを本当に理解することはできません。
前回のブログでもお伝えしたとおり、
資質は強みの素であり、強み自体ではありません。
あなたの資質はまだまだ強みとして磨き上げられるものであり、
可能性を秘めた原石かもしれません。
掛け合わせの資質をより活かしていくためにも、
まずご自身のトップ5、 そのひとつひとつと向き合っていただきたいと思います。
例えばその上位資質は、どこから来たのでしょうか?
多くの場合、幼少期に親から言われ続けたこと、
印象に残った体験が基盤になっています(全てではありません)。
私の「規律性」は、 父親の厳格なルーティン生活から影響を受けていますし、
知人のストレングスコーチは、
「最上志向」が親から「おまえは優秀なんだから」 と言われ続けたことから来ていると感じる人や、
「着想」が、 空港に子供を送るとき絶対同じ道を行かない父親の影響だと言う人 もいます。
その根っこがわかると、自分の資質に愛着が生まれ、
その考え方や行動を大切にするようになります。
なんせ、その資質はあなた自身なのですから。
また仕事の中で活かしていると感じたとき、
自分の中にどんな思考や感情が生まれたのか、
どんな環境やきっかけだと上手く作動し、
上手くいかないときはどんな時なのかを振り返ることで、
コンスタントに強みとして活かせる得意パターンを理解することが できます。
そういう意味で、職場で時々振り返りをしたり、
成果を出したときに周囲の人が訪ねてみて、
強みとしての活かし方を言語化させることは効果的です。
私の知人に、その資質が強みとして現れたとき、 弱みになったときのことを
ノートに書き出し続けている方がいます。
そうやって、自分をじっくり振り返ることを、
資質を通してやってみてもいいのかもしれません。
上位資質ひとつとじっくり向き合うとしたら、
あなたはどの資質と向き合いたいですか?
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自己理解を深め、自分と上手に関わる上で、
コーチングはとても有効です。
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