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ブログ SF×マネジメント ストレングス

「目標志向」マネージャーの強みの活かし方

 

「マネージャーのためのストレングスファインダー®」というプログラムをご提供していますが、その中から、マネージャーが強みを自分のマネジメントにどう活かすのか、資質別に解説していきます。

 

ストーリー

よく問いかけられるのは、「その仕事の目的は何か?」「どんな成果を挙げようとしているのか?」「この会議で何を決めようとしているのか?」というゴールに関する質問です。

目的を理解せず、またどこを目指そうとしているのかを考えていない部下には厳しく指導されます。

逆に、自分達は何を目指すといいの、チームとしてのゴールをいつも明確にしてくれるので、皆がひとつの目標に向かって行っている一体感と集中力を感じています。

 

 

どのような資質か

実行力資質のひとつで、目標に向かって突き進む才能です。

目的、目標を明確にし、そこに向けてずば抜けた集中力で突進していきます。

ゴールに確実に到達するために、優先順位を決めながら進んでいくところも特徴的です。

ゴールが明確であることが必要で、そこが曖昧だとモヤモヤとしてモチベーションが下がります。

 

 

マネジメントへの活かし方

マネージャーとしての強みは、

 ① チームの目指す方向性を明確に示す ② メンバーに仕事の目的・目標を意識させる ③ 優先順位を決めて指示する

の3つがあります。

 

① チームの目指す方向性を明確に示し前進させる

「目標志向」上位のマネージャーは、組織の目標を明確に示し、メンバーの意識とひとつにまとめます。

「私たちはどこに向かっているのか?」「何に力を注ぐべきなのか?」を伝えることで、メンバーの意識と行動をひとつの方向にまとめ、チーム一体となって目標に向かって突き進みます。

 

② メンバーに仕事の目的・目標を意識させる

「目標志向」上位のマネージャーは、部下にも自身の目的・目標に意識を向けさせ、成長を促します。

「その仕事は何のためにやるのか?」「目指すアウトプットは何か?」など、目的意識を持って仕事をすることを求めたり、「あなたが今年成長したいテーマは何か?」「この一年何に力を注ぐのか?」など、キャリアを意識させ成長させたりするなど、個人の成長にも「目標志向」を活かします。

 

③ 優先順位を決めて指示する

圧力をかけた水が金属すら切断するように、「目標志向」上位のマネージャーは、リソースを目標に向けて集中させるマネジメント力が強みです。

常にゴール達成に向けての優先順位を考え、何に集中し、何を諦めるか決断できます。

「やめる」ことをリーダーとして決断することで、部下は安心してやるべきことに集中できます。

 

 

リーダーシップスタイル

EQリーダーシップ(D.ゴールマン)の分類で言うと、「ビジョン型」のリーダーです。

どこを目指すのかを明確にし、チーム一体となってゴールに突き進んでいます。

また一方で、目標設定にメンバーを参画させる「民主型」リーダーシップを発揮することで、部下のやる気を高めることもできます。

 

 

注意点

「目標志向」上位のマネージャーの注意点としては、

① 目標に集中しすぎて周囲が見えなくなる

② ひとつの方向に固執してしまう

の2点があります。

 

① 目標に集中しすぎて周囲が見えなくなる

「目標志向」の特徴はゴールに対する集中力です。それが強みではありますが、集中しすぎて周囲が見えなくなることがあります。特に目標(こと)に意識が行きすぎると、メンバーの感情(人)を疎かにしてしまいチームの一体感を損ねることがあります。「共感性」「調和性」などの人間関係資質を上位に持つ人に、時々フィードバックをもらいましょう。

また、抜群の集中力が強みですが、ゾーンに入ると周囲の人を寄せ付けない雰囲気を作り出すので、部下が相談しづらいこともあります。集中する時間をまとめて確保することも大事なので、自分が集中したい時間帯と、ここは相談して大丈夫という時間帯を区分けして、部下に伝えることも効果的です。

 

② ひとつの方向に固執してしまう

目標への集中力は、ときに状況の変化への感度を鈍らせることがあります。一度決めたゴールを達成したい思いに引きずられ、情勢が変わり最適なゴールでなくなっても、決めたゴールに固執して柔軟に対応できないことがあります。

時々立ち止まり、「戦略性」や「アレンジ」など柔軟に方向性を見直せる人と相談しながら、方向性とゴールを見直すことも必要です。

 

 

まとめ

「目標志向」を上位に持つマネージャーは、

  • 「目標志向」は、ゴールを明確にし、チームをひとつの方向性にまとめることが強み。
  • ゴール達成に向けて優先順位を考え、やること・やめることを決断できる。
  • 目標に固執して周囲が見えなくなることもあるので、「共感性」「調和性」など感情に意識を向ける人や、情勢の変化に柔軟に対処できる「戦略性」「アレンジ」上位の人と協力すると強みに集中できる。

 

 

 

《バックナンバー》
※リンクのあるものが投稿済みです

実行力の資質
 達成欲
 アレンジ
 信念
 公平性
 慎重さ
 規律性
 目標志向
 責任感
 回復志向

影響力の資質
 活発性
 指令性
 コミュニケーション
 競争性
 最上志向
 自己確信
 自我
 社交性

人間関係構築力の資質
 適応性
 運命思考
 成長促進
 共感性
 調和性
 包含
 個別化
 ポジティブ
 親密性

戦略的思考力の資質
 分析志向
 原点思考
 未来志向
 着想
 収集心
 内省
 学習欲
 戦略性

 

(注意)
・「ストレングスファインダー」及びその資質名は、ギャラップ社に権利があります。
・資質は単独で現れるのではなく、他の資質と影響し合って出現します。同じ資質を上位に持っていても、他の資質との関係性で違った出方をする場合が通常です。ここでは資質単体での説明をしています。
・ここで書かれる内容は私の知識・経験に基づくものであり、ギャラップ社の公式見解ではありません。

 

 

 

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