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キャリア形成は2×2で考える

キャリアを駆け上がる社員

 

 

こんにちは。

強みを活かしあう組織を作る

自治体マネジメント講師の丸本昭(あきら)です。

 

 

先々週のことですが、岩手県一関市でキャリア研修に登壇させていただきました。
30代前半、入庁10年目の職員を対象とした研修です。

しかもそれをストレングスファインダー®でおこなうという!

画期的でした。

 

ご担当の方からは、

「大大大好評でした!!!」

という嬉しいご連絡もいただきました。
嬉しいことです。

 

専門知識を学んだり階層別の研修はありますが、
自治体職員で正面からキャリアを考える研修をするところは
少ないのではないでしょうか。

業務内容が多岐にわたり、
希望通りの移動が難しい自治体職員は、
「キャリア」という言葉から縁遠いと思われているのかも知れません。

 

しかし、自治体職員にとっても
キャリアを考えることはとても大切です。

何かと自治体職員への風当たりが厳しく、
少ない職員で多くの業務を背負っている現状では、
何のために仕事をしているのか、
その意味づけを一人一人がおこなう必要があります。

そうでなければ、
やる気を失い、
なんとなくやらされ感で仕事をするようになるか、
責任感のあまりメンタルを病んでしまう職員が
更に増えていきます。

 

ぜひ一端職場を離れ、
静かに自分のキャリアを考える、
自治体職員としての仕事の意味づけを
考える時間を作っていただきたいと思います。

「自治体職員のキャリア」と言っても、
行き先を選べない、
仕事が多岐にわたる中では、
どう考えていいのかわかりにくいと思います。

 

私はいつも、

「2×2で考える」

ことをお薦めしています。

2×2とは、

「2つ専門分野と2つのスキルを持つ」

ということです。

例えば私の場合、財政と福祉という専門分野、
コーチングとファシリテーションというスキルがありました。

移動先でも財政課時代の知識で予算はやりくりできたし、
児童虐待やDVの相談業務はコーチングスキルで
何とか切り抜けてこれました。

計画書策定には、ファシリテーションで
住民の方の意見を引き出すことをしています。
2×2の専門分野とスキルがあれば、
ある程度はやりくりすることはできます。

そして異動先では、
その自分の得意分野を活かしながら、
自分のやりたいと思う仕事をすることができます。

自分のこれまでのキャリアを振り返り、
「身につけた知識、技術」を棚卸しする。

自分の「強み」を、
周囲からのフィードバックをもらいながら自覚する。

大切にしたい「価値」をじっくり考える。

一日かけて、
これらをじっくり考える時間を取ることで、
自治体職員としての仕事の意味づけをおこなうことができます。

できればそれを同年代の職員と、
対話をしながらやってみてください。

そして、自分の価値にあった仕事をしていくために、
自分の専門分野と頼りになるスキルを、2つずつ身につけていってください。

そんな研修を企画していただけるなら、
喜んで飛んで来ます。

 

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コーチングスキルについて紹介する動画(YouTube)も配信します。

部下指導に役立つコーチング
「人は自分で考えたり、決断したことしか、記憶の中に残らない」
という動画をアップしていますので、ぜひご覧ください。

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自治体向け研修メニューをホームページに掲載しています。

ほかにも研修後担当者様と打ち合わせの上、オーダーメイドの研修プログラムを実施しています。

 


ストレングスファインダー®を仕事にどう活かしていくか?
対話を通じて考える
「自治体職員のためのストレングス・ギャザリング」
を毎月開催しています。

7月のギャザリングでは、
「自分の好きな強みとその理由」
「自分の資質で壁にぶつかった体験」
「他の人と相互に強みを活かしあった体験」
などを語りました。

Zoomを使ったオンラインですので、全国どこからでも参加できます。
ぜひ一緒に話しましょう。
 
1 日時 8月31日(月)21時〜22時(1時間程度)
 
2 方法 Zoomを使ったオンライン
 
※ 詳しくは、このFacebookイベントページから
 お申し込みはイベントページか、このメールへの返信でお知らせください。

 

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