ストレングスファインダー®は、自分のマネジメントスタイルを作り上げるうえで役に立つ
こんにちは。
オン・ストレングス 丸本昭です。
以前のブログ、
でも書きましたが、私たちは、
ものごとを自分のフィルターで見たいように受け取り、
自分の育てられたように部下を育てる
傾向があります。
それゆえ、自分がどんな価値観、捉え方で日頃ものを見ているのか、どんな育てられ方をしたのか、一度振り返ってみることが大切です。
そして、そんな自分のフィルターや傾向を知る上で、ストレングスファインダー®の自分のトップ5を知ることは、
自分のフィルターを知り、
自分に最も適したマネジメントスタイルを見つける上で
とても効果があります。
例えば私の場合、
「最上志向×未来志向」で150点くらいの理想的なビジョンを描き、そこに突き進んでいきます。
言うだけの人と違うのは、「戦略性×目標志向×規律性」で実現する体制を作り、ほんとに形にしようとしてしまう。
しかも「最上志向×目標志向」なので、ムダに(本人はそう思っている)議論を積み重ねるのはイヤ。
力業で進めようとしてしまう。
マネジメントも同じで、
「ここに行くぞ!」という絵を描いたら、部下には
「実現するためにどうするか?」だけを考えて欲しい。
それに付いてこれる意欲のある人、提案してくれる優秀な人が大好きで、グズグズ言ってる部下には「もういい!俺がやる!」となってしまう(最上志向)。
嫌な上司だったろうと思います。
それぞれの資質で、得意とするマネジメントスタイル、注意点があります。
「慎重さ」の上司の場合、
十分情報を集め、検討してから注意深く仕事を進めていくのがスタイル。
リスク要因も含め、判断するための情報をきちんと上げてくれる部下がありがたい。
注意すべき点は、
これまでの前例がない案件、判断できる情報が少ない案件には慎重になりすぎて進めない、
考えすぎて貴重なチャンスを逃してしまうこと。
「活発性」のような”やってみて学ぶ”部下が理解できず自分の枠に押し込めようとすることがあります。
「共感性」の上司の場合、
部下や関係者の気持ちをくみ取りながら、丁寧に対話を重ねて仕事を進めていくスタイル。
「どう思う?」とちゃんと考えや思いを聴いてくれるので、職場は心地よい雰囲気で、安心して仕事ができる環境を作っていくと思います。
同じように、気配りしながら仕事が進められる部下がありがたい。
注意すべき点は、
皆の気持ちを大切にしすぎて、ものごとを決められない場合があること。
気を遣いすぎて、疲労が溜まりやすい人かもしれません。
実行力系の部下からは、さっさと方針決めて進めて欲しいという不満が出ることもある。
ストレングスファインダー®のいいところは、
自分を振り返る上で理解しやすい「資質」というラベルが付いていること。
そのラベルをとっかかりに、自分や自分のマネジメントスタイルを理解することができます。
そして、その自分の「資質」に合ったマネジメントをしたほうが、自分の力を発揮したチームを作れます。
ぜひストレングスファインダー®をマネジメントに活かしてください。
管理職、監督職研修として、ストレングスファインダー®を使った研修はお薦めです。
ストレングスファインダー®やコーチングについてのブログも書いています。
よろしければ、そちらもご覧ください。
「ストレングスファインダー®で、人と組織の強みを活かす!
プロコーチ、自治体研修講師のまるさんのブログ
強みの上に自らを築く」