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マネージャーとして失敗しないための資質の使い方

 

 

こんにちは。
人と組織の強みを活かす、
ストレングスコーチの丸本昭です。
今日もお読みいただきありがとうございます。

 

先日、9月、10月に開催したセミナー、

「組織マネジメントに強みを活かす」

のフォローアップセッションでした。

セミナーでの学びを振り返り、

部下との関係性の築き方、

職場での活かし方、

職場にストレングスを広げる方法などをテーマに話しました。

 

既にストレングスファインダーを職場で活用されている方もいらっしゃり、

その体験を聞くと納得感が高まります。

 

ストレングスファインダーは自分を知り、活かすツールですが、

職場のマネジメントにとても役に立ちます。

 

チームを一つにまとめる際のリーダーシップのスタイルは、
人によってそれぞれ違います。

ぐいぐい先頭に立って引っ張る人もいれば、
皆が働きやすい環境と雰囲気を作り、
下から盛り上げる人もいます。

マネジメントの仕方も、
きちんと全員の進捗を管理し定期的にフォローする人もいれば、
ざっくり任せて外せないところだけがっちり握る人もいる。

その人のタイプや強みによって、
得意とするリーダーシップやマネジメントのスタイルがあり、
その自分のスタイルを資質から見つけることができます。

同時にチームの編成によっては、
自分の苦手なタイプのリーダーシップやマネジメントをする必要もあります。
その際も、持っているほかの資質でどう補うかを考えます。

ストレングスファインダーで自分を知ると、

自分のリーダーシップ、マネジメントと向き合うことができます。

思えば自分が管理職の時、
自分のスタイル・癖を意識することなく振り回し、
職場の人間関係を悪くしたこともありました。

私の基本となる軸は、1位の最上志向です。
無駄が嫌いで、少数精鋭、効率よく仕事を進めていくことを大事にします。

個別化もあるので適材適所は得意だったと思うのですが、
その説明もなく特定の人とガンガン仕事を進めていくので、
その輪に入らなかった人からすると疎外感を感じたと思います。

戦略性もあるので自分では先を見て動いているのですが、
そうでない部下からすると、何がどうなっているかわからない。

「ちょっと潜ってくるから」
と根回しに一人で動くなど、
説明不足も甚だしい上司だったと思います。

加えて言うと、
係長が「包含」の資質を持つ(と思われる)人だったので、
特定の人と動く上司は許しがたかったかもしれません。

今、管理職として働いているなら、
まず自分の資質の自己開示からすると思います。
「自分はこんな傾向があるから、
 説明不足だと感じたら遠慮なく言ってね。」
と上司のトリセツを渡すでしょう。

もちろん「言ってね」と言っても言えないことが多いので、
共感性で気になった人がいたら話を聞くとか、
お菓子食べながらのフィードバック大会をするかもしれない。

自分の癖がわかっていると、
大きな問題になる前に対処することができます。

マネージャーは自分が意識している以上に、
周囲に大きな影響を与えています。
自分は対等に付き合っていると思っても、
マネージャーという立場自体が圧になることが多いのです。

それだけ自分のスタイルや癖が職場に与える影響を自覚し、
自分自身をマネジメントする必要があります。

ぜひ自分の資質から、
自分のリーダーシップやマネジメントを考えてみてください。
 

 

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