人と組織が変わらない理由
こんにちは。
強みを活かしあう組織を作る
自治体マネジメント講師の丸本昭(あきら)です。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
さて、こんなことはありませんか?
・ダイエットしてるのに、ついお菓子を食べてしまう。
・毎晩走ると決めたのに、つい夕方ビールを飲んでしまう。
・6時に起きてゆとりある朝を過ごしたいのに、
はい。私です(^^;)
決意したのに、行動が伴わない。
言ったことと違った行動をしてしまうことがあります。
(私もよくあります)
同じように、部下も言ったことと行動が違うことがあるし、
組織も、日頃掲げている目標とやることが違うことがあります。
これは、
「達成したい目標」がありながら、
「促進する行動」をとらず、
むしろ「阻害する行動」をとっている場合。
そこには無意識に優先させている「裏の目標」があり、
多くの場合、それを優先・正当化させる「メンタルモデル」があり
例えば「ダイエットをする」という「達成したい目標」の場合、
「促進する行動」は、
・間食をしない
・毎朝ウォーキングをする
・2日に1回ジムで筋トレをする
になります。
しかし実際の行動は、
・仕事中にチョコなどのお菓子を食べてしまう
・早起きができず二度寝する
・暑いので夕方ビールを飲みジムに行かない
といった「阻害する行動」をとっています。
その背景には、
・チョコレートを食べることでストレスを解消する
・疲れを取るために睡眠時間を十分取る
・ストレス発散に日々のビールを楽しむ
という「裏の目標」がある場合が多くあります。
そしてその阻害する行動を正当化させているのは、
「ストレスを上手にコントロールしなければ、
仕事を長く続けることはできない。」
という「メンタルモデル」なのかもしれません。
言ったことをなかなかしない部下の場合、
例えば「報連相をこまめにする」
相談せずに自分勝手に仕事を進めていく人がいます(阻害行動)。
そこには、
「仕事を時間内に処理する」という優先させている「裏の目標」
「上司に言うと細かい手直しが多く、仕事が時間内に終わらない。
という「メンタルモデル」があるのかもしれません。
「市民との協働」をトップがうたいながら
実際に役所で全て決めてしまう組織も、
「仕事をスムーズに進める」という裏の目標があり、
「話を聞いても勝手な要望ばかりで、
地域全体の話にならずまとまらない。」
というメンタルモデルがある場合もあります。
言葉にすることと(信奉理論)、
実際にやること(使用理論)が違う場合、
「裏の目標」やそれを優先させる「メンタルモデル」
そのうえで、それらを書き出すなどして見える化し、
率直に話しをすること。
「メンタルモデル」が本当なのか、
何度か試してみて検証することで、
達成したい目標に向かうことができます。
まずは自分自身のメンタルモデルと向き合ってみましょう。
あなたには、どんなメンタルモデルがありそうですか?
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