他の誰かになろうとしない! 今ある才能が人生を豊かにする
突然ですが、こんな風に感じたことはありませんか?
「もっと社交的な人だったらよかったのに…」
「自分もあの人みたいにリーダーシップがあれば…」
「もっとガンガン行動できたらいいのに…」(これは私です 苦笑)
こうした考えが浮かぶのは、
成長したいという前向きな気持ちの表れかもしれません。
しかし、その思考が続くと、次第に
「今の自分のままでは不十分だ」
という誤った思い込みにつながることがあります。
今日は、
「他の誰かになるのではなく、
というテーマでお話ししたいと思います。
強みを活かす人は、自分を肯定できる
私がストレングスコーチとして多くの人と関わる中で、
それは、
「他人と比較するのではなく、自分の持ち味を活かしている」
「むしろ自分自身の強みに振り切っている」ということです。
このことを裏付ける研究があります。
ある大学生を対象にした研究では、クリフトン・ストレングス(
その結果、自分の才能を認識し、それを活かす自信がある人ほど、
つまり、「自分はこのままで良い」「この才能を活かせばいい」
誰かの成功モデルを追いかけても、幸せにはなれない。
多くの人が本やネットで見る「成功者の習慣」
例えば、
毎朝5時に起きてジョギングなどルーティンを作る、
堂々としゃべれるようにプレゼンの練習をする、
いろんな人に会って、ネットワークを築く。
これらは確かに効果的な戦略ですが、
ストレングスの視点で考えると、「内省」や「学習欲」
「調和性」や「適応性」が強みの人なら、
大切なのは、「成功者のやり方」ではなく、「自分のやり方」
自分の強みを活かす3つのステップ
では、どうすれば「他の誰か」になろうとするのではなく、「
1. 自分の才能を知る
当然ながら、まずは自分の持っている才能を明確にします。
ストレングスファインダーのレポートを読んだり、
それ以外にも、
・どんなときに、何に夢中になっていたか?
・人からどんなことをよく褒められるか?
・どんな仕事や活動が「自然とできる」と感じるか?
これらを考えてみると、「自分らしさ」が見えてきます。
2. 「他人と比較する癖」に気づく
私たちは無意識のうちに他人と比較してしまいます。
「同期のあの人のほうが仕事ができる」
「友人は誰とでも仲良くなり、人脈が広い」
「同じ年齢なのにとても成功している人がいる」
このような比較は、自己肯定感を下げるだけでなく、
比較をしていることに気づいたら、
「それは私にとって本当に必要なことなのか?」と問いかけてみま
意外とあなたのやりたいこととは関係ないことも多くあります。
3. 強みを活かせる環境を作る
才能は「活かす場」があってこそ、強みになります。
例えば、
「戦略性」がある人は、プロジェクトの計画を担当してみる、
「共感性」が強い人は、
「最上志向」が強い人は、
仕事だけでなく、プライベートでも「自分らしさを発揮できる場」
結局のところ、上手く成果を挙げている人は、
その人らしいアプローチで、
自分の強みが活かせる場所にエネルギーと時間を集中しています。
あなたは、あなたのままで素晴らしい。
私がコーチングをしていると、
「もっと○○にならなければ…」
(えっ、私? 笑。でもいまだに格闘しているかも)
しかし、「なりたい誰か」ではなく、「
✓ 自分の才能を知る
✓ 他人と比較する癖に気づく
✓ 自分の強みを活かせる場を作る
この3つのステップを意識しながら、
あなたの人生は、誰のものでもなく、あなた自身のものです。
「他の誰かになる」のではなく、「自分を最大限に活かす」
追伸
もし「自分の強みをもっと深く知りたい」「
初めてのストレングスファインダー 「ストレングス・ディスカバリー」
ストレングスファインダーの結果を理解したい方に。入門編。
強みを知るだけで終わらせない! 「ストレングス・デザイン(実践コース)」
資質を強みに変え、弱みになることを防ぐ3回のセッション。
ストレングス・マスターコース(
あなたの才能を「本当の武器」に変え、自分自身だけでなく、
ストレングス×キャリアデザイン 〜 キャリアを強みでデザインする 〜
ストレングスファインダー®を活用し、「