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感情のマネジメント×ストレングス 〜感情と共にいられる力が自分らしさを生み出す〜

 

ストレングスコーチの丸本です。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

仕事柄いろんな方とお会いします。

出張に合わせて普段合わない方とランチや懇親会もするようにしています。

楽しい時間ですが、人と会い話すと、「楽しい」以外にもいろんな感情が生まれます。

元々感情を扱うのが得意ではない自分なので、その感情と向き合う中で自分自身を見つめることも多くありました

今日はそんな感情との向き合い方、「感情のマネジメント」について。

 

 

日々の意思決定の7割は感情で選択している

「エモーショナル・エコノミー」という言葉があります。

モノ自体ではなく、そのモノへの共感や感情が価値になり、人の行動を決めていくというものです。

 

そもそも私たちの一日の意思決定(3万〜4万回も!)のうち、70%が感情により決められ、理性的な決定は30%と言われています。

表向きには感情の動揺を見せない私ですが(笑)、感情に振り回されることも日々多く、感情との付き合い方は大きなテーマです。

 

また、心理学者ダニエル・ゴールマンによって広められた概念に「感情知能」というものがあり、以下の5つの力で構成されます:

  1. 自己認識力(Self-Awareness)

  2. 自己管理力(Self-Regulation)

  3. 動機づけ(Motivation)

  4. 共感力(Empathy)

  5. 社会的スキル(Social Skills)

これらは言い換えるなら、「自分や他人の感情に気づき、それらと上手く付き合う力」です。

 

たとえば、感情知能の高い人は「不安になっている自分」に気づいたうえで、「今は深呼吸しよう」「信頼できる人に話してみよう」といった行動を選べる人。 まさに“感情のハンドルを握っている”ような状態です。

感情を天気にたとえるなら、感情知能とは「その天気に合った服を選べる知恵」と言えるかもしれません。

 

 

感情マネジメントとは、自分を味方につけること

「感情をマネジメントする」とは、「感情を消す」ことでも「押さえつける」ことでもありません。

ストレングスファインダーの資質の弱み使いも一緒で、押さえつけようとすればするほど、爆発するように吹き出すことも多々あります。

なによりも「押さえ込んでいる」だけで、感情自体はいつまでもそこにあります。

 

むしろ大切なのは、

・今、自分がどんな感情を感じているかに気づくこと。

・その感情がどこからきているのかに目を向けること。

・そして、感情を受け止めた上で、選択することです。

 

「感情とともにある」という感覚かもしれません。

強がらず、かといって無理に明るく振る舞う必要もない、そんな穏やかな自己受容です。

 

 

感情マネジメントに役立つ日常習慣

感情を受け止め、共にある習慣として、次のようなものがあります。

◆感情を「書き出す」

 以前「ジャーナリング」について書いたことがありますが、日記やノートに感情を書いてみるだけで、心の中が整理されます。人に見られない環境で、感じていることをそのまま言葉にしていくと自分の感情を客観的に眺めることができます。

 

◆ 感情に「名前をつける」

 「不機嫌」「焦り」「虚しさ」「安心」など、具体的にラベリングすることで冷静になれると言います。ここではむしろストレングスファインダーの資質を活用しても良いと思います。

「共感性が泣いている」「自我が悔しがっている」「慎重さが不安がっている」など。

 

◆ 感情を「味わう」

 嬉しい、感謝、安堵などポジティブな感情も「ちゃんと味わう」ことで、幸福感が持続します。特に「最上志向」上位の方、「こんなの当たり前だ」とさらっと流さず、しっかり味わいましょう(はい、私です)。

 

◆「今ここ」に戻る呼吸

 呼吸を整えるだけで、自律神経が落ち着き、感情の波が静まります。マインドフルネスを習慣化するのもいいですね。

 

 

ストレングスファインダーで感情のクセを理解する

ストレングスファインダーを活用すると、自分がどんな場面でどんな感情を抱きやすいかに気づくことができます。

 

共感性(Empathy)
【傾向】 他者の感情を“自分のことのように”感じやすい。喜びも悲しみも、強く受け取る。

【注意点】 他人の感情に飲み込まれて、自分の感情が見えにくくなることがある。

【対処法】 「これは自分の感情?他人の感情?」と仕分ける時間をもつ。

 

慎重さ(Deliberative)
【傾向】 ネガティブな可能性に敏感で、心配や不安を抱えやすい。

【注意点】 「失敗しないように」という思考が感情を萎縮させることも。

【対処法】 「不安=準備のサイン」と捉え、準備が整ったら“安心のスイッチ”を自分で入れる。

 

 最上志向(Maximizer)
【傾向】 常に“もっと良く”を求めるため、達成しても満足感が得られにくい。

【注意点】 自分にも他人にも「まだ足りない」と思いやすく、フラストレーションが溜まりがち。

【対処法】 当たり前と思わず、できていることに「喜びを味わう習慣」を身につける。

 

 内省(Intellection)
【傾向】 感情を内側で深く考え込む傾向があり、思考と感情が絡まりやすい。

【注意点】 ひとりで思考を巡らせているうちに、ネガティブ感情を増幅してしまうことがある。

【対処法】 感情を書き出す、話すなど「外に出す」ことで、整理しやすくなる。

 

 責任感(Responsibility)
【傾向】 他人の期待や信頼を重く受け止め、プレッシャーを感じやすい。

【注意点】 「自分がやらなきゃ」という思いが強すぎて、疲弊や自己否定に陥ることも。

【対処法】 感情を抑えるのではなく、「プレッシャー=信頼の証」と意味づけ直す。

 

このように、自分の資質を知っておくと、「なぜ自分はこう感じるのか」「どうしたら扱いやすくなるか」が見えてきます。

 

 

感情とともにある

「感情」と「資質」、両方を受け入れる。

感情も資質も、“自分らしさ”の一部です。 抑え込むのではなく、理解し、向き合うことで、私たちはもっと軽やかに生きることができます。

 

冒頭書いた「感情知能」は開発できるものでありスキルであるとも言います。

「私はこんなとき、こう感じる」 「それは、自分の資質が関係しているのかもしれない」そんなふうに、自分を一歩引いて見つめられるようになると、 日々の中に、小さな安心やしなやかさが増えていきます。

 

 


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