資質は自分が歩いてきた「轍(わだち)」
ストレングスコーチの丸本昭です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
4月は研修シーズンが始まり、
また新しい仕事の展開もありの三重奏。
有り難いことですが結構大変でした。
きっとこの間酷使された18位の達成欲が
トップ5に上がってきているはずです(嘘です)。
さて、先日あるコミュニティでのオンラインの集まりがありました。
お互いの頑張りをホメホメし合うエンパワーされる場ですが、
そこでの大先輩経営者の方の言葉が印象的でした。
その方曰く、
「少し時間も出来るので、
自分の強みである最上志向、着想などがこれまでどう活かされてきたのか、
これまでの行動と紐付けてじっくり考えてみたい。」
そうすることで、自分のギフトを見つけ、
世の中のために活かす方法を考えられるのだと思います。
ストレングスファインダーの研修の中で、
よくこうお話しすることがあります。
「資質はあなたが歩いてきた轍(わだち)です」と。
上位に出ている資質は、
自分が子供の頃から意識的にやってきたこと、
仕事を通じて身につけたりやり続けていることが反映しています。
私の場合、前職の市役所職員時代は、
行政改革担当で役所のいろんな制度を作り替えたり、
人事担当で人事評価制度やいろんな人事制度を変え、
児童福祉担当の時は新しいサービスをどんどん作っていきました。
それだけ変え続けた推進力は、
より良いものにしたいという「最上志向」と、
自分が来たからこそのものを残したい「自我」の現れ。
そのために「収集心」で他の自治体や民間の情報を採り入れ、
ほんとは「親密性」でシャイなのに、初対面の人の多い場に出かけて行ってネットワークを作りました。
プロジェクトチームで進めることが多かったのは、
「戦略性×個別化」で自分ひとりで考えるよりいいアイデアが作れたからだし、
進行管理は「規律性×戦略性」で上手く回していたと思います。
その反面、
新しいものを取り入れすぎ、変えすぎて反発されることも多く、
「最上志向×自我」で失敗したことも数多くあります。
「私たちはもう仕事が一杯一杯なんです!」
と言われ、険悪な雰囲気になった部署もありました。
「収集心」「最上志向」で新しい人との出会いの場に出ていくことは多かったものの、
マイコーチから「ここぞと言うときに引くよね」と言われるくらい、
「親密性」で前に出られないこともよくありました。
振り返ってみると、良いことも悪いことも、
自分の行動のあちこちに上位資質の影があります。
それだけ、上位の資質は自分そのものだということです。
「戦略性がほしい!」
「なんで共感性がないんだろう」
など無い物ねだりをしたり、
「『慎重さ』だから先頭に立つリーダーシップが苦手なんだ」
とついガッカリすることもあります。
でも、過去を振り返り、上位資質が自分の轍(わだち)だと思うと、
その資質が愛おしくなりませんか。
上位資質は、自分の人生の積み重ねの結果でもあります。
ないものをねだったり、弱みになる点を見て否定的になるよりも、
自分の轍を愛し、それ故の自分の活かし方を考えていきたいものです。
ステイホームのゴールデンウィーク。
ぜひそんな時間もとってみてください。
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強みから自分のビジョンを描きたい方に。
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