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エンゲージメントを測る12の指標
こんにちは。
人と組織の強みを活かす、
ストレングスコーチの丸本昭です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
ストレングスコーチの丸本昭です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
前回のブログ「マネージャーの65%はエンゲージメントが低い」
の続きです。
そのエンゲージメントをどう測定しているか、
その指標についてお話したいと思います。
ギャラップ社が測定するエンゲージメントの指標は、
「Q12(キュー・トゥエルブ)」と呼ぶ12の設問になります。
その12とは、
Q01.職場で自分が何を期待されているのかを知っている
Q02. 仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
Q03.職場で最も得意なことをする機会が毎日与えられている
Q04.この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、 褒められたりした
Q05.上司または職場の誰かが、 自分をひとりの人間として気にかけてくれるようだ
Q06.職場の誰かが自分の成長を促してくれる
Q07.職場で自分の意見が尊重されるようだ
Q08.会社の使命や目的が、 自分の仕事は重要だと感じさせてくれる
Q09.職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
Q10.職場に親友がいる
Q11.この6ヵ月のうちに、 職場の誰かが自分の進歩について話してくれた
Q12.この1年のうちに、仕事について学び、 成長する機会があった
の12問。
それぞれについて、5段階で点数をつけていきます。
これらは、1, 300万人を超える膨大な調査データから導き出した、
会社の業績(生産性、利益、従業員定着率、顧客満足度) に相関関係がある要素です。
しかも特徴的なのは、
経営者の側から「こうなってほしい」と言っているのではなく、
社員が「私たちはこうして欲しい」 という視点でつくられたものだということです。
そしてこの12の問いは、
マネージャーが社員のエンゲージメントを高めるために
何をすべきかを順序立てて教えてくれます。
第1段階は、Q1、2。
自分が何を期待されてこの場所にいるのかを伝えられ、
そのための環境が整えられている状態です。
いわば、仕事をするためのセットアップができている状態。
第2段階は、Q3〜6。
自分の力が発揮できていると実感でき、
そのことを周囲からフィードバックしてもらえている状態です。
自分自身の価値を感じながら仕事ができています。
そして第3段階は、Q7〜10。
自分がチームの一員であると実感でき、
職場の上司、同僚に信頼感を感じている状態です。
職場に自分の居場所があり、 受け入れられているという安心感があります。
最後に、第4段階はQ11、12。
チーム皆で成長し続けられる職場であると
感じられる状態です。
自分だけでなく、チーム全体でパフォーマンスを上げている。
成長の流れに乗った気持ちで仕事ができています。
このQ12は、 この4つの段階を順番にクリアしていくものと言われています。
マネージャーのなすべきことも、この順番です。
エンゲージメントを高めるために何をすべきか。
ひとつの指針になると思い、ご紹介しました。
参考:「これが答えだ!部下の潜在力を引き出す12の質問」
(カート・コフマン&ゲイブリエル・ゴンザレス=モリーナ著)
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