こんにちは。

人と組織の強みを活かす、
ストレングスコーチの”まるさん”こと丸本昭です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
　
　
自分の資質を本当の「強み」に育てるステップ。
ここまでは、
　
1．自分らしさに気づく
　
2．資質を意識して行動する
　
3．全面的に受け入れる
　
の3つのステップをお伝えしました。
（バックナンバーは、上記項目のリンクから）

　
ここまでのステップは、
強みに磨き上げるための「土台作り」になります。
　
自分の資質を知り、
その発動を認識し、
その資質が好きになる。
　
そのステップを踏まないと、
次の「強みに磨き上げる」段階へは進めません。
　
　
そのうえで、次の「強みに磨き上げる」ステージは、
　
4．強みに投資する
　
5．サポートシステムを作る
　
6．戦略的に使う
　
7．自分と一体化させる
　
の4つのステップを進んでいきます。
　
　
　
今回は、４段階目の「強みに投資する」です。
　
　
これまでも書いてきましたが、
強みに育てるための方程式があります。
　
「才能」×「投資」＝「強み」
　
です。
　
「才能」は資質を構成する、思考、感情、行動のパターン。
そのままでは「強み」ではないので、「投資」することで強みに育てます。
　
では「投資」は何か？
　
意識的に才能を使い、必要な知識・スキルを身につけながら
「成果につながる行動」がコンスタントに出現するよう磨く行為です。
　　
大きく分けると、
　
「知識」「スキル・システム」「実験」

の３つが必要です。
　
　
　
最初の「知識」。
　
まずは、自分の資質がどのようなものか、
強みとしての活かし方にどんな方法があるのかを整理します。

同じ資質を持つ人の話を聴くと、
そんな使い方があるんだとレパートリーが広がります。

毎月開催しています「ストレングス・シェア会」も
学ぶ場になるのでお薦めです。

また過去の成功体験を振り返り、
自分の必勝パターンをまとめます。

　
アメリカンフットボールに「プレイブック」という戦略集があるそうです。
フォーメーションごとに相手がどう動いたら、
こちらはどう対処するかが書かれた作戦本です。
　
自分の「プレイブック」を作ってみるのも
強みを意識的に使う良い方法だと思います。
　
　
　
そして二つ目の「スキル・システム」。
強みを強化するためのスキルを身につけます。
　
「分析思考」上位の人が、
より論理的に思考できるようロジカルシンキングやシステム思考を学ぶ。
議論を整理できるよう、ファシリテーションを身につける。

「コミュニケーション」上位の人が、
そのプレゼン能力を更に磨くためにプレゼンテーションの立ち振る舞いや、
効果的なPowerPointの作り方を学ぶということもあるかも知れません。

「システム」というのは、その資質が効果的に使えるようなツールです。
例えば「収集心」上位の人は情報を集めるのは得意ですが、
それを整理することは苦手な方が多いようです。
そんな人も、Evernoteというウェブ上にデータを整理できる仕組みを使うと、
検索機能を使って、整理することなく情報を取り出すことができます。

「着想」上位の人がマインドマップを使うというのも、
システムの一つかも知れません。

三つ目の「実験」。
プレイブックにまとめた自分の必勝パターンを意識的に使ったり、
必勝パターンになりそうな使い方を試してみます。
　
コルブの「経験学習モデル」をご存じな方も多いと思います。
やってみて（経験）⇒振り返り（内省）⇒パターンを見つけ（概念化）⇒再度試してみます（実験）。
この繰り返しの中で、プレイブックに載せる自分の必勝パターンを磨き上げていきます。
　
　
自分の強みを日頃から意識し、
「知識」「スキル・システム」を備え、「実験」を繰り返すことで、
「才能」は「強み」になります。
　
　
日常に追われ、ついそのことを忘れがちになることも多いと思います。
自分の才能に投資し続け、強みに磨き上げるるためにも、
ストレングスコーチングをお薦めします。
　
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「ストレングスコーチング（継続コーチング）」
　詳しくは、こちらから。（ホームページに飛びます）