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上司は自分の地雷原を知っておかねばならない

こんにちは。
人と組織の強みを活かす、
ストレングスコーチの丸本昭です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
 
 
先日、ある市の市長、副市長、教育長へ
ストレングスファインダーの説明をさせていただきました。
三役の皆さんのお人柄を感じた、とても楽しい時間でした。
 
自治体のトップがストレングスファインダーを受けたのは初めてかも知れません。
強みを活かし合う組織にしたいという職員の思いを、
市長がしっかり受け止めて作られた機会でした。
 
副市長から「自分の結果は職員にも知らせた方がいいでしょうか?
とご質問いただいたので、
「ぜひ!」とお答えしました。
 
上司、特に経営層の資質がわかると、
部下は安心してサポートすることができます。
気遣いは日本人の美徳とは言え、
エモーショナルワークで時間とエネルギーを浪費することはやめましょう。
 
 
 
 
さて、前段が長くなりましたが、
今日のお題です。
 
先日あるミーティングに参加しました。
そこで久しぶりに「最上志向犬」がバウバウ吠えてしまいました。
 
このところ忙しく一日36時間欲しい!という状態なのですが、
先日のミーティングは、とってものんびりした打ち合わせ。
「30分で済むだろう!」「資料読めばわかるじゃないか!」
とイライラしてました。
 
前職時代によく出現していた、
「時間を無駄にする会議が大嫌い」
という最上志向の神経を逆なでする会議でした。
 
大抵そんな時は不機嫌に話を切り上げようとするか、
イライラオーラを出しながら黙っています。
心の中で「最上志向犬」がバウバウ吠えながら。
 
毎回ではなく、忙しいときに頻発するのですが、
これも私のひとつの悪しき傾向です。
イライラオーラは周囲に悪い雰囲気を漂わせ、
噛みつかれた人はオロオロするというパワハラモードになるし。
 
 
 
ストレングスファインダーの結果で自分の傾向がわかると、
「あっ、いま最上志向犬がバウバウ吠えてるな」
と客観視できます。
そこで一端落ち着いて、若しくは一度場を外して
冷静になってから会議に参加することができます。
 
これも「最上志向」という名前がついてるからできることです。
 
 
他の資質でも、同じようなことがあるのではないでしょうか?
 
「責任感×達成欲」の上司は、
指示した仕事が遅々として進まず、
そのくせ休みを取ろうとする部下を見るとバウバウ吠えたくなります。
期限に間に合わないときなどは、
「腹を切れ!」と言いたくなる。
 
「慎重さ」の上司は、
当然想定しているであろう準備ができていず、
当日の会議であたふたしている部下を見るとバウバウ吠えたくなります。
当たり前に想定されるべき準備がされてないと、こんなに苛立つことはない。
 
「調和性」の上司は、
大体議論が収斂してきたなとまとめようとしたときに、
ちゃぶ台返すような発言をする「着想」部下にバウバウ吠えたくなる。
合意点を見つけ前に進めようとするときに、それを邪魔されることが腹立たしい。
 
「分析思考」上司は、
感情に巻かれて混沌となり、
何をしたいのかわからない部下を見るとバウバウ吠えたくなる。
答えが見えている分、ぐるぐる回っている部下が理解できない。
 
 
 
人にはそれぞれ、「そこを踏むと爆発しちゃうよ」という地雷原があります。
ストレングスファインダーは、その自分の地雷原を教えてくれます。
そこがわかっていると、
バウバウ吠える前に、一端頭を冷やすことができます。
 
 
上司の機嫌は、自分が思っている以上に周囲に影響を与えます。
無意識に部下を萎縮させたり、場の雰囲気を悪くすることもよくあります。
自分の機嫌は自分で上手に扱いましょう。
 
これは上司だけでなく、家庭でのパートナーとの関係や、
子供との関係でも同じかも知れません。
 
 
あなたの地雷原はなんですか?
それはどの資質と関連付いているでしょうか?
 
 
 
自分の地雷原を見つけたい方に。
ストレングスファインダーをより深く理解し、
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